お伽草子 - 第九話 横笛草子 (第七回)広滝 道代 -

【これまでのあらすじ】
 建礼門院(けんれいもんいん)のご在世(ざいせ)の当時(とうじ)、刈藻(かるも)と横笛(よこぶえ)という二人の侍女(じじょ)がいた。刈藻(かるも)の方は、越前前司盛嗣(もりつぐ)が熱愛して任国へつ [...]

人が動く (18) - 世界90カ国歴訪雑感 -

新天地に
 お金を稼ぐため、安全をもとめ、英語を必要としてやってきた。身内が、建前なんだけど、反米を言うから、アメリカには行けない。今日のイギリスには経済力がもうひとつない。カナダは寒いしね。と、かれらはオーストラリアに [...]

生きていくのが面倒な日々 - 連載エッセイ 窓を開ければ港も見える 阿川 大樹 -

 年末年始は大晦日と元旦だけ休んで、正月二日からは仕事場に出た。
会社員だった頃なら、自らそんなことをしたいとは絶対に思わない。
 けれど、小説家という職業は「やりたくないけど生きていくお金を稼ぐためにしかたなくやる労働 [...]

におい - 思い出の片隅 西村 咲弥 -

 日本の人が鼻をかむときは目立たないように音も立てないが、こちらの人は盛大に音を立てる。それでいてスープを飲むときに音を立てないようにとか、くしゃみをするとごめんなさいと謝らなければならないのは腑に落ちない。
 ティッシ [...]

ピーマンの肉詰めケチャップあん - Healthyでキレイレシピ -

ピーマンに詰め物をして美味しいあんをかけます。 
材料
(4人分)
ピーマン  中6個
小麦粉  適宜
豚ひき肉  200g
  玉ねぎみじん 1個
  卵    1個
  パン粉  1/3カップ
  塩、こしょう 各 [...]

人が動く (17) - 世界90カ国歴訪雑感 -

「地下人」と「地上人」
 私見だが、パリ、フィレンツエ、京都は世界でも多く嫌味な人が棲息している街だ(京都出身の方にはすみません。日本人とは規律を重んじ、盲従する、被組織人である、の類と思ってください)。単純への反感、選 [...]

12月号 - トムリンのシネマニア -

いよいよクリスマス・シーズンの到来だ。天使や守銭奴、信じる者や信じない者が嬉々として街を闊歩するこの季節。今年もハリウッドがプレゼントやクリスマス・ディナーの準備に忙殺される我々の救援にとやってくる。みんなに映画を引っさ [...]

再びタイからの便りー2009年、秋 - 光と風のなかで -

 又タイにやって来た。10月のタイは雨の夏と秋冷(平均32度)の中間、すばらしい入道雲と100ミリ以上の雷雨が30分ほど毎日見られる。この15年間、アジアに仕事で出かけて来たが、今度ほどの続けざまな困難は初めてだ。最初 [...]

11月。アメージング・グレース。- むすめとわたしのおにぎり日記

愛戸 のぞみ
 11月10日。娘の通っている小学校で、リメンバランスデーのための全校集会があった。体育館の中で、1200名近い生徒が静かに座り、保護者の席も満席となっていた。私達は、静かに校長先生の話を聞き、戦争やアフガ [...]

本格B級多国籍美食地域 - 連載エッセイ 窓を開ければ港も見える 阿川 大樹 -

 横浜の古い繁華街、関外地区には、1本の通りに1つの町名がついている。
 伊勢佐木町(いせざきちょう)もまた、1本の長い通りだ。1丁目は関内に近く、活気のある外来者向けの商業地区だが、3丁目、4丁目と関内から遠ざかるにし [...]

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