アトピー性皮膚炎の対策(7) - Healthy Life -

Dr. WU

―皮膚の洗浄によりアトピー性皮膚炎を治療する

 アトピー性皮膚炎の特徴は以下の6つです。

①皮膚のアルカリ性物質を中和する能力の低下、②皮膚の水分保持能力の不足、③皮膚脂質量の減少、④末梢血管の機能異常が引き起こす新陳代謝による老廃物の堆積、⑤発汗の減少、⑥皮膚表面上の老化した角質層による刺激。

 今回、皮膚表面上の角質層の残骸を洗浄する方法を紹介します。

 皮膚表面上の角質層の残骸による刺激がその中の1つです。これは慢性皮膚炎によく見られる症状で、原因は自然に落ちるはずの古い上皮細胞がごみとして皮膚上にたまり、繰り返し皮膚を刺激するからです。

 その角質層の残骸が抗原となり、それを排除しようと体が抗体を作ります。それらがお互いに反応すると異物となって幾度にわたって皮膚に留まり、痒みの元となります。掻いたあと細菌が皮膚の傷を通じて皮下組織に入り、抗体と抗原の反応が反複します。その結果、皮膚の角質層の組織および機能が損なわれ、慢性炎症が治りにくくなります。

 漢方薬を使用して洗浄するときは、生薬から作られた外用剤を用いて皮膚表面上の角質層の残骸を洗い落とします。同時にに漢方薬の使用によって血液循環を促進したり発汗や免疫能力を調節したりして、皮膚の機能を促進させます。このようにして皮膚の栄養状態を向上させることによってバリア機能が回復し、結果的にアトピーの症状が改善されます。当クリニックでこの方法で治療を受けた患者さんの内、90%以上が約1週間から2週間で効果が見られ、約1ヶ月から2ヶ月間治療を続けると完全に治りました。

著者:呉 小琦 Ph.D, MD 日本国立富山医科薬科大學漢方薬理学博士 中国北京首都医科大學漢方医学学士 カナダBC州公認のヘルスカウンセラー、漢方医師 カナダBC州パン-パシフィック半健康状態研究会会員(Pan-Pacific Sub-Health Society) 日本国治未病医学学会カナダ支部長(Japan Mibyou System Association)、中国中西医結合学会会員

Posted by staff on 12 月 17th, 2009 and filed under Healthy Life. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response by filling following comment form or trackback to this entry from your site

Leave a Reply

バナー1バナー1バナー2バナー1バナー2バナー2バナー1バナー1バナー2バナー2バナー1バナー1