リアルターという職業(その2) - 不動産あれこれ -

 もしも不動産業者が存在しなかったら...売り主と買い主が直接取引をしたならば、お互いの約束内容の食い違いや、「売り言葉に買い言葉」状態からはじまる感情のエスカレートや、思わぬトラブルが増加しているだろうと想像できます。

 以前リアルターのTVコマーシャルがありましたが、ある日家の購入希望者のカップルが、玄関ドアをノックして「家の中を見たい」と言いました。売り主の男性はシャワー中だったようで、腰にタオルを巻いて玄関に姿を現し「今から見たいの?」と不服そうに買い主を招きいれます。家の中で買い主の女性が「私このカーペット好きじゃないわ」とパートナーに言うと、それを聞いてしまった売り主男性はカチンと頭にきて「僕はあんたの髪型が好きじゃない!」と怒ります。こうなってしまうと、まとまる話も駄目になる可能性が大きくなります。逆に売り主と買い主が懇意になってしまっても、交渉ごとに遠慮が生じて言いたいことも言えずじまいで後悔...ということにもなるでしょう。

 ですので、売り主と買い主は各自の信用のおけるエージェントをたてて交渉を進めるというのはとても有意義なことなのです。

 また、リアルターはBC州の不動産業者は各エリアの不動産協会に所属して、MLSデーターベースを使用して売買物件の詳細やヒストリーをリアルタイムで宣伝や把握できるだけでなく、不動産協会で共通で使用しているスタンダード契約書を使用するという利点もあります。この契約書は過去のさまざまなトラブルや裁判の判例を経て「問題が起こりにくい」ように改良に改良を重ねた契約書です。もしもそれぞれの売り主と買い主がそれぞれにカスタムメイドの契約書を使用していたら、売買に関する弁護士費用が莫大なものとなっていたであろうことが想像できます。

 トレーニングと経験を積んだリアルターは、出来る限り、予測でき得る問題を排除すべく契約内容を書面にて準備するお手伝いをしています。

(オークウエスト不動産(株) 松田 俊子:Realtor)

Posted by staff on 11 月 26th, 2009 and filed under 不動産あれこれ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. You can leave a response by filling following comment form or trackback to this entry from your site

Leave a Reply

バナー1バナー1バナー2バナー1バナー1バナー2バナー1バナー1バナー1バナー1バナー1バナー1