バラード橋に自転車レーン登場
バンクーバーっ子の間で論議を呼んでいたバラード橋の自転車レーンが先ごろオープンした。オープン当日は予想されていたダウンタウン側の朝夕の交通渋滞もなく、スムーズなスタートとなった。バンクーバー市のロバートソン市長も自ら自転車に乗って橋を渡り、交通渋滞もなくスムーズなスタートに満足な様子だった。新しいバラード橋は、これまでの南行き車線が一部閉鎖され、コンクリートで仕切られた自転車の南行き専用路となり、その隣のサイドウォークが南行きと北行き両方の歩行者専用路となり、北行きは自転車専用路のみとなった。自転車を利用する人や歩行者には安全性が強化され、自転車レーンは大好評のようだ。 一方、車での通勤者によると、夕方のラッシュアワーではダウンタウン側で橋の手前で最高20分の遅れが報告されたが、ダウンタウンを出てしまうと車の流れはスムーズだったと言うことだ。オープン当日は橋の両端に交通整理の警官が出て、困惑した歩行者や通勤の車を誘導した。秋になると再び交通渋滞が予想されるが、それまでにはカナダラインもオープンし、新しい自転車レーンの利用者も増えて交通渋滞も問題なく緩和されるだろうとサイクリンググループ関係者は語っている。
3歳児が急流を2時間漂流する
バッテリーで動くおもちゃのジープに乗った3歳の男の子がピース川を漂流しているところを無事救出されるという事件が起こった。BC州北部のフォート・セント・ジョンの近くの公園でキャ
ンプをしていた家族の3歳になる男の子が誤って、おもちゃのジープに乗ったままピース川に入り、そのまま2時間も漂流したが、無傷で救出された。救出された時、男の子は警察官を見て大変興奮した様子だったが、自分がどれほど危険な目に会ったかは全く理解できていなかったようだ。
男の子が行方不明になったという連絡を両親から受けた警察は、地元のボート所有者に捜査援助を依頼、ボートの所有者はキャンプ場から12キロも下ったところでおもちゃのジープに乗って流されている男の子を発見し、ジープに近づき男の子を無事救出、ブランケットにくるんで両親の元に送り届けた。救出地点の水深は3メートルもあったという。最悪の事態も予想されただけに、無事男の子が救出された知らせを受けた警察と男の子の両親は、ハッピーエンディングとなった幸運に感謝しているということだ。
オリンピックが待機手術に与える影響
この程BC州のNDPが発表した病院メモによれば、2010年のバンクーバー冬季オリンピック開催期間中である2月にフレイザー・ヘルス・オーソリティが交通渋滞や新型インフルエンザなどを危惧してキャンセルする待機手術の件数は約2千件に上るという。4週間の間にキャンセルを予定しているこれら2千件の待機手術数は、当初予定されていた待機手術の35%を占める。更に、バンクーバー・コースタル・ヘルスでも冬季オリンピック開催中は待機手術の件数を削減する決定を下していると同メモは述べている。
キャンセルの理由は、オリンピック開催期間中の交通渋滞、緊急医療対応件数の増加、新型インフルエンザの患者増加に伴う病院のベッド数増加や医療スタッフのボランティア活動参加に対応するためとされているが、NDPの医療批評家は、フレイザーバレーはオリンピックの交通渋滞の影響を受けにくい地域なので、早期のキャンセルの必要性がないのではと決定を否定的に受け止めている。
待機手術は、命に関わる緊急手術ではないにしろ、人工股関節置換手術や膝関節置換手術、脳外科手術であり得るために、住民の生活に与える悪影響は重大であると同批評家は語っている。
経済、雇用確保に関し楽観的に
7月2週目にHarris-Decima社が実施したアンケート調査によると、これまでに40万件もの職が失われた今回の深刻な不況に関し、カナダ人は少しずつだが楽観的な考えを持ち始めているようだ。経済不況は底をついたと考えるカナダ人が増えてきており、一家の大黒柱が解雇されるのではないかという不安を感じている人は回答者の27%に留まった。約68%の人が雇用確保について心配はしていないと答え、そのうち半分は全く心配はしていないと答えている。
しかしそう答えた人の80%が、カナダはまだ不況の最中にあると回答している。しかしながら、全般的に見てカナダ人は長い不況のトンネルの向こう側に明るい希望を見出しているというのが今回のアンケート調査の結果と言える。今年3月に経済不況は底をついたと回答する人は3%だったが今回の調査では23%に増えている。
また、カナダ統計局の発表によれば、6月に失われた職の数は7千件となっており、今年初めと比べて大幅に減少している。大方の経済学者は、今年の第四期にはプラスの経済成長が見込まれると考えており、早ければ7-9月の第三期にもプラス成長が見込まれると考える経済学者もいるようだ。