編集後記

新年おめでとうございます。 2012年

ウエブでは早めの編集後記です。

昨年中は、読者の皆様、スポンサーの皆様を始め多くの皆様に大変お世話になりました。ありがとうございました。本年も変わりませず、よろしくお願い申し上げます 昨年は本当に大きな事件の多かった年でした。今年こそ皆様にとって良い年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

今年、『ふれいざー』は20周年を迎えます。あっと言う間の20年であり、長い長い20年でもありました。なにしろ、おぎゃあと生まれた子が成人するまでの時間ですから、まあ、物好きと言おうかしつこいと言おうか……。

発刊当初はページ数が24ページしかないモノクロの雑誌でしたが、月2回の発行でしたから今以上に休む間もなく、文字通り東奔西走していました。その間、相棒も私も大病をしたこともありましたが、お互いカバーしたり工夫したりしながら、ついに1号も休むことなく続けました。それができたのは、とにもかくにも、この雑誌を楽しみに待っていてくださる読者の皆様の声や、スポンサーの皆様の温かい励まし、そして筆者やスタッフ、周りの方々が陰になり日向になり支えてくださったおかげであると、心から感謝しております。様々な困難もあり、やりたいこともなかなか出来ない日々ではありましたが、そうしたことも、そこにいた多くの皆様のことを思い出すと素晴らしい思い出に変わっています。これからも頑張る所存ですので、皆様、今しばらくお付き合いくださいませ。

さて、昨年最後の編集後記は、いつになく「暗い」と言われましたので、新年は景気よく、しばらく書かなかったドジ話をひとつ。

昨年の12月2日、例年通り天皇誕生日祝賀レセプションがバンクーバー市内某ホテルで行われ、今年もご招待にあずかりました。

今年はいつもより参加者も多く、BC州首相のスピーチやコーラス、踊りなどあり、なかなか華やかなパーティでした。ところが、スピーチの最中に会場の電気が半分、突如として消えたのです。2、30秒ですぐに点いたのですが、それから何回か点滅を繰り返しました。あらあら、電力会社の問題かしら、それとも接続不良かしら、と思っていると、またしても電気が消えます。今頃ホテルの人、原因を探して必死になっているだろうなあ……と、スピーチを上の空で聞きながら考えていますと、ホテルの方が血相を変えて走り寄って来ました。そして私の後ろの壁に手をあてて、「ここ、さわらないでください」と言うのです。振り返ると、ちょうど私の後ろの壁の肩の高さの辺りに、小さな小さな長方形のボタンが10個ほど並んだスイッチボードがありました。実は、混み合った場内でスピーチを聞きながら、私が体の向きを変えて壁にあたる度にスイッチが押されて、会場の電気が消えていたのです! あのとき会場にいらした皆様、あの点滅停電の犯人は私です。申し訳ありませんでした。

側にいた知人が、「これがこんなところにあることがおかしいんだよ」と慰めてくれたので、「そうですよね!」と私も照れ隠しで居直ったのでした。          (エディター: 宮坂 まり)

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