Anthony Hopkins アンソニー・ホプキンス
大ベテラン、アンソニー・ホプキンスにインタビュー。
1937 年12月31日、英国ウェールズに、パン屋の息子として生まれた。ピアニストを志望していたが17才のときYMCAのアマチュア演劇に出演して転向。奨学金で演劇学校で2年間学んで後、義務であった陸軍に入隊した。除隊後再び奨学金を得てロイヤル・アカデミー・オブ・ドラマティック・アートで学んで舞台俳優になった。ローリンス・オリビエの代役も務めている。徹底的リサーチを行って役柄を作るロバート・デ・ニーロを批判し、「演技すべき内容はすべてシナリオにある」という考えから、台本を読み込んで完全に役柄になりきる。1968年『冬のライオン』で映画デビュー。英国アカデミー賞、助演男優賞にノミネートされた。『羊たちの沈黙』で異常な殺人鬼ハンニバル・レクター博士を演じ、アカデミー主演男優賞、ニューヨーク映画批評家協会主演男優賞を受賞。この役で「ハンニバル」、「レッド・ドラゴン」などの続編にも出演。1978年「Maigc」で英国アカデミー賞主演男優賞ノミネート、1993年「The Remains of the Day」でロサンゼルス映画批評家協会主演男優賞受賞、ゴールデングローブ主演男優賞ノミネート、1995年「Nixon」でゴールデングローブ主演男優賞ノミネート、1997年「Amistad」で放送映画批評家協会助演男優賞受賞、ゴールデングローブ助演男優賞ノミネート、2001年「Hannibal」でMTVムービーアワード・キスシーン賞受賞、悪役賞ノミネート。
1995年には「August」で監督デビュー。音楽も担当した。
1987年大英帝国勲一等を受勲、1993年にはナイトの称号を得る。
娘一人。ベジタリアン。特技は、日付と曜日を瞬時に計算できること。
AH:
僕は、全く何も期待しない。何事においても期待をしないようにしてるんだよ。特にここ何年かはね。何も期待しないでいると、自分の周りで起きることがなんでも驚きなんだ。期待するからがっかりする」
「僕は自分の貧弱な脳ミソをそんなことで悩ませたりしないよ。僕は何事も考えすぎることはしないんだ。自分が映画のセットに行ったら、分析することはボスである監督に任せるよ。監督がどんなふうにするか決断するんだし、私はそれに従うだけさ。別に、自分を卑下してるわけじゃないけど、そこにあるガイドラインに従って、『これが監督の望むことだな』と考える。スピルバーグだろうとクリント・イーストウッドだろうと、ケン・ブラナーだろうと、スコセッシだろうと、監督のスタイルであるガイドラインに従うんだ」
「僕は分析するのは好きじゃないんだ。演劇について分析したり話すのは好きじゃない。人はよく「○○について話をしよう」って言うじゃないか。でも、なぜ? たいくつで寝てしまうような会合に出席したりするけど、そんなことを話すより、起きて実際にやったら?って思う」
「僕は、実際、反抗的な悪ガキだったんだ。それでイギリスの由緒正しい演劇界から逃げ出してアメリカのディズニーランドにやってきた。商売の世界に自分を身売りしちゃったんだよ。もちろん、それでよかったって思ってるけどね。」
インタビュー: Izumi Hasegawa(Hollywood News Wire)
Photo : Megumi Torii(Hollywood News Wire)