東日本大震災・福島原発で 被災した動物たちに救護の手を
3月11日、人間と同じように、たくさんのペットや家畜、動物たちが被災した。これらの動物たちをどう救済するのか。
動物たちを助けるために世界中からエキスパートたちが集合
地震・津波の被害を受けたところで救援活動をしたIFAW緊急援助チームのスタッフは、荷物を解く間もなく今度は福島へと向かいました。
福島で会った野生動物リハビリテーション・センターの獣医師は、原発から20キロ圏内の野生動物や農場の家畜たちを心配しています。動物たちがどの程度放射能に汚染されたか、そして、どのように彼らを放射能汚染された地区から避難させるかが、大きな問題にとなっているのです。
また、動物愛護団体の人々や飼い主が非難区域に入り、動物たちに餌をやったり、連れ出したりしはじめていました。実際、放射能を除去できるペットを家族とあわせることによって危険な区域に入っていく人の数が減るはずです。
放射能汚染地域の動物たちを助けるのは、動物福祉の大きな問題であり、今後同様のケースが起こりうるという意味で非常に重要な問題です。
IFAWでは、こういった問題の専門家を早急に日本に集め、パネルを作ることが緊急に必要であると考えています。現在のところ、5月の2、3日に、日本とアメリカの14名のエキスパートの会議が予定されており、こういった場合の対処法やモニタリング、避難方法、また動物の汚染除去法などについて話し合います。この会議には、日本の環境省、米国の農業省、米国陸軍獣医団、獣医、毒物専門家、学者、そしてIFAWなどが参加することになっています。
ほとんどのシェルターは動物を連れて入ることができないため、多くの飼い主はペットと一緒に車に住み、食事のときだけシェルターに行くという生活をしていました。photos: courtesy of IFAW