Jake Gyllenhaal ジェイク ・ ギレンホール
もう一度あの日に戻れるなんて能力があるとしたら、僕はその能力を、原子力の科学者になったり、あの津波が起こる8分前とかに戻って何万もの人々に警告するために使いたい。
1980年12月19日、カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。映画監督の父と脚本家の母の間に生まれ、姉も女優の映画一家。コロンビア大学中退。
1991年11歳のときに『City Slickers』で映画デビュー。1999年『October Sky』で初主演でその演技力を認められる。2001年に難解な映画『Donnie Darko』で、インディペンデント・スピリット賞主演男優賞ノミネート。この映画は、DVDがヒットチャートNo.1になった。
2005年『Brokeback Mountain』で同性愛者を演じて大ブレイク、英国アカデミー賞 助演男優賞を受賞、アカデミー助演男優賞にノミネートされた。ピープル誌の「最も美しい50人」、「最もセクシーな独身男性」に選ばれている。
私生活では、ナタリー・ポートマン、キルスティン・ダンスト、リース・ウィザースプーンなど、大物人気女優との交際で騒がれている。
Q.いろんな監督と仕事をしたと思うけれど、どんなスタイルが好きですか?
JG: いろいろな監督と仕事をしてみて、結局、彼ら全員からとても多くを学んだと思うよ。僕がやるべきことは、彼らが僕を信頼できて、“ジェイクなら安心だ”って思ってくれるように彼らのプロセスにフィットすることなんだよ。“ジェイクなら、台本が意図した以上のものを演じてくれる”って思ってもらいたい。監督はいつも、そう望んでいるのだと思うよ。
僕はプロセスをはっきりしておくのが好きなんだ。僕は俳優としては映画的であるよりは非常に演劇的なんだよ。自分の演じる方向を確信するために監督がやろうとしていることを知りたい。
僕の強さは、最初から最後まで一気に演じられることで、だから最新作の”Source Code”のダンカン・ジョーンズ監督ととてもうまくいったと思うんだ。なにしろダンカンは、僕がまるで舞台で演じているみたいに、7ページ続くシーンをワンカットで撮ってくれるんだから。僕は短距離走者じゃないので、一行一行演じるんじゃなく、そのシーン全体を通して理解するんだよ。
とにかく俳優と監督が信頼しあえるという感覚を確立できたら、成功だね。それが僕の望むこと。なんだかあいまいに聞こえるかもしれないけど、これは結構大変なことだよ。
Q. 今までの人生で、もう一度繰り返して、別の決断をしたいと思うことはある?
G: 僕は恵まれた人生を生きてきたと思うけど、今を生きるためにはなんであろうと後悔ほどよい教師はいないと思う。でも、とりわけ今回の日本で起きた悲劇のようなことを目の当たりにすると、もう一度あの日に戻って生きなおしたいなんて考えられないな。そんな能力があるとしたら、僕はその能力を、原子力の科学者になったり、あの津波が起こる8分前とかに戻って何万もの人々に警告するために使いたい。
インタビュー: Izumi Hasegawa(Hollywood News Wire)
Photo : Megumi Torii(Hollywood News Wire)