不動産あれこれ

今年の不動産市場総括と2011年の展望

2011年の不動産市場の見通しを、専門家が分析。

2008年の所謂リーマンショックの景気後退により10数パーセント下落した不動産市場も、2009年後半から歴史上稀にみる低金利や、引き続き増える一方の中国からの新移民により再度急激に上昇しました。過去1年間での平均価格の推移は全体で4.6%上昇しました。今年に入ってもこの流れは続いていますが、5月頃を境いに横ばいや、場所や物件の種類によっては3~5%程度価格が下がってきています。

エリアとして上昇率の高いエリアは何と言ってもリッチモンド市で、一軒屋、タウンハウス、コンドミニアム物件の何れを見ても過去1年~5年の価格上昇率が1位か2位に位置しています。続いては、やはり人気のバンクーバー・ウェストサイドで、特に一軒屋やタウンハウスのニーズは相変わらず高い物があります。これらの物件の買い手の殆どは中国からの新移民で、この傾向はさらに数年は続くと予想されていますので、バンクーバーの不動産市場はまだまだ中国市場に大きく影響を受けそうです。

一方でこれまで建築ラッシュだったコンドミニアム市場は、新築物件の相次ぐ竣工に伴い、地域によっては供給過剰になってきています。勿論新築物件はそれなりの人気があり、元々の金額も建築コストや住宅保険費用などを反映し中古物件よりは高くなりますが、それでもじょじょに価格調整が入っています。又これまで圧倒的な売れ筋だった投資用物件なども、需要の減少により値段を大きく下げているようなリスティングも目にします。これはダウンタ++ウンの東側や、トライシティーと呼ばれる郊外型物件で顕著です。

気になる来年以降の市場ですが、金利も引き続き低金利水準を保つと予想されていますので、それほど大きな価格の変動は無く、暫くは小幅な変動にて横ばいが続くと予想されています。但し前述の通りエリアや、供給過多になっている物件などはこれからも少しづつ価格調整が続くものと思われます。

平均した動向は上記の通りですが、実際に不動産の売買をご検討の方々にはマクロの分析、価格設定が必要になりますので、来春以降に不動産のご購入やお住み替えをご検討の皆様は、是非一度専門家へご相談ください。ご近所さんや知人・友人の無責任な噂話しより遥かにお役に立つ、有益なデータや情報をご提供差し上げます! (リマックス不動産 フレッド吉村)

REBGV Stats Package October 2010 Real Estate Board of Greater Vancouver Average Price Graph January 1977 to October 2010

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