老齢
年をとると、物忘れがひどくなる。その上会話もトンチンカンになる。誰もが他人事と笑えない話。
72歳と74歳と76歳の3人姉妹が一緒に暮らしていた。ある夜76歳の姉が風呂に片足をつけて、「私は風呂に入ろうとしているのか、出ようとしているのか、誰か教えて!」と叫んだ。
74歳の妹は、「私にもわからないから、行って見て上げよう」と言って階段のところまで行くと、「私は2階へ行こうとしたのかしら、それとも下へ行こうとしたのかしら」と叫んだ。
72歳の妹は台所でお茶を飲んでいたが姉たちの叫びを聞きながら、「私は絶対にあなたたちのように忘れっぽくはならないわ」と言って戸棚のところをコツコツとたたいて、「どなたかドアをノックしているから、誰だか見てきてから助けに行くわよ」と言った。
シニアの夫婦がハイウェイをスピードをあげて帰宅しようとしていた。警官が見つけて車に近寄り、運転していた夫に、「ここの制限速度は60キロなのに、90キロで走っていましたね」と言った。
夫は「そんなことはない。私は制限速度以上で走ったことは一度もない」と応えた。横にいた妻が、「うちの人は120キロで走っていたのに気付かないので驚いていたのです」と言った。
警官が呼び出し状を書きながら、「そういえばシートベルトもしていないね」とそれも書き入れようとしたところ、夫は、「私は警官の姿が見えたので財布を出そうと思って、シートベルトをはずしたのだ」と応えた。
警官は妻に、「あなたの夫はいつもこのように攻撃的なのかね」と聞くと、彼女は、「いいえ、彼は酒を飲んでいるとこうなんです」と言った。