はなしの箸やすめ

1000年前の古代都市を発見

アンデスの山奥で、美形だったという雲霧林人の村跡が発見された。

ペルーのアマゾン川北岸、ウチュバンバ州ジャマルカ地区のジャングルの中に、500ヘクタールの古代都市がみつかった。そこはミステリアスな雲霧林人がアンデス山脈の岸壁を掘り刻んで造った町で、石を積んで作った家々は、少なくとも1000年以上昔のものと見られる。

この辺りは、全体が密林で、このような人里離れた自然で、略奪者たちから護られていたらしく、考古学者たちは、そこで陶器と、荒されていない墓地を発見した。山頂の砦は攻めてくる敵を見つけるのに使っていたものとみられる。

この廃墟は、ジャングルを切り拓いていた地元民によって発見された。彼らは滝の音を聞いて、鎌で道を切り拓いたところ、花と動物でいっぱいで、その上500メートルの高さの滝まであるこの楽園を見つけた。

考古学者たちは最初、同じウチュバンバ州にあるクレップの雲霧林人のつくった巨大な砦に似ていると思った。その砦はマチュピチュのインカの砦よりも、もっと古く、もっと広大なものである。

雲霧林人については、彼らが1475年に、インカ帝国に降参したこと以外あまり知られていない。1535年、スペイン人の征服者たちがペルーに来て、インカと戦ったとき、雲霧林人が喜んで一緒に戦うことを知った。その時代のスペインの教科書には、「雲霧林人は死者をミイラ化する未開闘士である」と書いてある。彼らはヨーロッパ人が持っていた天然痘やその他の病気で、結局消滅した。

雲霧林人の女性は背が高く、美しい肌でインカ人たちが高く評価していた。16世紀の年代記編者は雲霧林人について「南米大陸で見た人々の中で最も色白で、最もハンサムであり、女性は従順なので、彼らの多くはインカ人の妻になった」と書いている。

blog comments powered by Disqus