カナダ中央銀行が金利引き下げ
カナダの金利が1%に引き下げられた。
カナダ中央銀行は、今年一年で著しい経済収縮が起こることを予想し、主要金利をこれまでの最低レベルの1%に引き下げた。これまでの最下限金利は1958年の1.12%であった。
これに伴い、主要銀行のBank of Montreal, TD Canada Trust, Royal Bank of Canada, CIBCでも同様にプライムレートを引き下げた。これより先にカナダの景気後退を公表していたカナダ中央銀行のマーク・カーニー総裁は、2009年の経済成長率の見通しを、昨年10月に発表された「0.6%の成長」から「1.2%のマイナス成長」へと下方修正した。
カーニー総裁は「強まる金融危機不安が実際の経済活動に大きく影響を及ぼし、ビジネス・一般家庭では先の見えない不安定さから支出を抑え、それが更なる内需の冷え込みを誘発している。カナダに関しては、輸出が大幅に減り、やはり内需の冷え込みが進んでいる。」と語った。
1%に引き下げられた金利で既に中央銀行は対応が難しくなっているにも関わらず、今後更なる金利引き下げもあり得ると同行では示唆している。